駒刺繍4つの特長
駒刺繍は、刺繍の技法のひとつで、刺繍針に通せない太い糸や金糸を下絵に沿ってはわせ綴じ糸で留めていく、日本特有の刺繍技法です。和苑繍は機械刺繍で行うことが難しいとされる駒刺繍を一から研究し、機械刺繍での駒刺繍の実現を可能にしました。
1糸のちがい
従来の刺繍糸(レーヨン糸)に比べると、駒刺繍に使われる糸(駒糸)は約五倍の太さで、駒糸がもつ独自の風合いで表現豊かな刺繍に
2技術力のちがい
駒糸は太糸のため針穴を通すことができず、従来の刺繍(表調子技法)では縫うことができませんでしたが和苑繍独自の技術改革により、可能に
3見た目のちがい
一般的なアパレル刺繍にはないボリューム感と高級感を持ち、糸の流れが美しく独特の雰囲気が漂う
4生産性のちがい
本来は手刺繍である駒刺繍を機械刺繍で可能にすることで生産性の向上と低コストを実現